稲作実習風景~機械植え編~

2015-09-10

前回ご紹介しました「手植え」と並行して、行われていた「機械植え」について今回はお届けしたいと思います。

種まきは4月27日に行いました。
機械植えの場合、苗を田植え機に搭載する為、
その形に合わせて苗を作る必要がありまして、その苗のことを「箱苗」と呼びます。
箱苗作りは、まず苗箱というトレーに土を均一に入れるところから始まります。
その後、モミ播き機という道具を使ってモミ播きを行います。
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種もみを播いた後はこんな感じです。
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その苗箱の上からまた土をかけていきます。
ここでポイントなのは、かける土は薄過ぎず、厚過ぎず、均一にすることです。
これを行わないと発芽がそろわなくなってしまいます。
なのでここは手作業です。
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一人で行うのは大変ですが、みんなでやれば楽しいもんで、あっ!!というまに完了です。
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できあがった箱苗は均平をとった泥の上に伏せていきます。
ここでもポイントがあり、苗箱の底がぴったりと泥についていることが重要です。
やはりこれも発芽がそろわなくなることが困ります。
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伏せ終わったら、上から黒色のネットでトンネルを作りとりあえずは完成です。
種まきから大体30~40日後に苗の完成となります。
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機械を使うということは、機械が動きやすいようにいろいろなコンディションを整えてあげないと常に同じようには動いてくれません。
それは機械が人間のように微調整を行いながら田植えを行うことが出来ないからです。
なので苗にも生育のばらつきが無いように作らないといけません。
また、苗の大きさも大きすぎると機械に詰まることがあるので、30~40日後という日数の指定も入ってきます。
そういった観点から、実は機械植えの種まきは田植えを行う日程から逆算して行っています。
結構大変でしょ?

さてさて愚痴はさておき・・・

苗さえきれいに作れればあとは簡単で、車を運転するように植えていきます。
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田植え後はこんな感じです。
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収穫予定は11月後半、それまでは除草・草刈り・水の管理をひたすら繰り返すのみですね。
以上、稲作実習風景~機械植え編~をお届けしました。

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