10月, 2025年

2025-10-03

こんにちは調整部です。

ようやく朝晩涼しくなったと思ったらもう10月。早いものです。

涼しくなったなぁーと思って喜んでいたら野菜は虫だらけになってきています。

蚊と同じでやつらは暑すぎると見なくなるのに、涼しくなるとここぞとばかりに大発生します。

この時期の代表的な害虫は主にキスジノミハムシ、ダイコンサルハムシという長ったらしい名前の害虫です。

今回はこいつらを簡単にご紹介出来ればと思います。

まずキスジノミハムシ。

この虫の特徴は何と言っても食害の仕方です。見た目はまあググってください。小っちゃい虫です。

食べ方のマナーがとにかく悪いです。写真のようにとにかく無数の穴を空けて食害します。最悪なのがこいつらの幼虫は土の中に住んでいて、成虫にならないとなかなか発見できない邪悪な虫です。

次にダイコンサルハムシ。

こいつはまあいっぱい食べます。名前に”ダイコン”ってついてる割に、大根はあんまり食べません。柔らかいアブラナ科の葉っぱを好んで食害します。山口農園で栽培している水菜、小松菜、チンゲン菜などにもたくさん付きます。見た目はテントウムシを全身黒塗りしたような虫です。アブラナダイスキムシとかにすればいいのに。

他にもヨトウムシとかアブラムシとか色々な虫の被害はありますが、この時期に限って言えばこの2種の虫害がダントツです。防除もなかなか難しく、どちらの虫も目に見えないってことはないですが、とても小さい虫であることに変わりないため気づくのに遅れてしまうことが多々あります。

特に山口農園では有機栽培を実施していることと、有機栽培で認められた殺虫剤などの農薬を使用せずにこだわった栽培をしていますので、他の有機農家様と比べても虫が付きやすくなってしまいます。

アブラナ科の宿敵とも言えるこの虫達との戦いはしばらく続きそうです。


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