お馴染みの
2023-05-26
どうも調整部です。
最近すごく暑かったり妙に肌寒かったりと温度差でおかしくなりそうです。
さて、気温が上がってくると「ヤツ」が出てきます。
ハイこちら↓
ほうれん草のべと病です。
自分が生産者側になるまでは全然知らなかったのですが、今では毎年悩まされているお馴染みの憎いヤツです。調整がとっても大変になります。
とはいえ今でも名前と症状を知っている程度なので、ちょっとべと病について調べてみました。
山口農園で栽培している野菜の中では、べと病の症状が見られるのはほうれん草だけなのですが、玉ねぎやきゅうり等いろんな野菜に発生するそうです。なんて迷惑な。
べと「病」というからには病気だろうと思っていたのですが、カビが主な原因になるようです。菌糸の状態で株について越冬、気温の上昇に伴い胞子を分散して伝染。20℃以上の多湿な条件で特に発生しやすいと。なので毎年梅雨の時期にはえらいことになってしまうわけですね。なるほど。
風が胞子を運ぶことで感染拡大するので感染スピードが早く、一度発生してしまうと防除は非常に困難になるとか。
農薬での化学的防除なら有効かもしれませんが農園的には絶対にNG✖。
ちなみに食べても特に害は無いそうなんですが・・・あえて食べる必要はないですね。早くべと病の季節が終わってくれるのを待つばかりです。