山口農園日記

暖冬

2023-12-08

こんにちは。調整部です。早いものでもう2023年も12月。ここ近年は毎年ですが、特に夏があっつい一年でした。つい最近の11月ですら動くと汗ばむ陽気が続いて、「あれ?冬は?」とか思ってたのに気づけば氷点下。地球いよいよやべーとか思って日々野菜を出荷しています。

報道などによると今年の冬は所謂暖冬というやつらしく、野菜の状況が気になるところです。

今回は、暖冬の影響について簡単にご紹介出来ればと思います。

まず暖冬が起こる原因は何か。これを調べていくと、エルニーニョ現象が~。ラニーニャ現象が~。まあぶっちゃけよくわかりません。詳しいことは専門家に任せるとして、とりあえず地球温暖化がやっぱり進んでるのかーというざっくりした認識をしています。

そんなことはさておき、野菜に対しての影響という視点で見てみるとメリット、デメリットが存在します。

まずメリットの一つ目として、山口農園が栽培しているような葉物野菜にとっては冬でもしっかり成長しやすい環境だといえます。暖冬と言っても夏みたいに暑いわけではなく、日差しがあれば割と暖かく人間にとっても過ごしやすい環境だといえます。葉物野菜も暑いより涼しい気候を好む傾向があるので栽培するにはとても有利な環境だったりします。寒すぎず、程よく暖かい環境が最適です。

2つ目のメリットとして、外作業が比較的しやすいところです。寒いとどうしても動きは鈍るし、あんまり外に出たくない気持ちになります。路面は凍結、水道も凍る、野菜も凍る、野菜も育たない。寒すぎるのはいいことないです。雪が降って喜んでいた子供のころの自分を殴りに行きたくなるような気分にもなります。

では、逆にデメリットは何かというと病害虫発生し、それが長引いてしまう恐れがあるというところです。例えば本来この時期にあまり見ない病気がでたり、冬眠をするはずの虫がいつまでもたっても冬眠せず野菜を食い荒らすということがあります。今年はこの時期にしては珍しく芋虫類が多い気がします。最近何かと世間を騒がせている熊なども冬眠せずに動きまわることがあるそうです。

冒頭にも書きましたが、温暖化が進んで昔に比べて気候が明らかに変化しているのを肌で感じるような時代になりました。野菜の栽培という面だけを見るとメリットが大きく有難いと感じてしまいますが、地球規模で見てみると決して喜んでいる場合ではないことのようです。

以上調整部でした。


宇陀オーガニックビレッジフェス 2023 in 室生寺

2023-11-27

皆さんこんにちは。生産部です。

今回は11月25日に奈良県宇陀市にある室生寺で、アート体験が行われました。

イベントで使われたのが山口農園から出る規格外の廃棄される野菜と抹茶の粉末で作った食べられる墨汁「抹菜」です。

アート体験で募集したテーマは「未来の一文字」。全国の子供たちを対象に募集して500以上の応募がありました。

その募集した中で多かった文字の上位5文字をプロの書道家の方に文字を書いていただきました。

それがこちらです。 

そして室生寺に来ていただいた方にも実際に「抹菜」を使った習字を体験してもらいました。

食べられる墨汁と聞いて驚く人や、自分の名前を書いてみる外国人の方、直接舐めておいしい!と言ってくれたお子様もいました。皆さんいろんな字を書いて楽しんでいただけたと思います。

最後にアート体験で書いていただいた作品の一部を他に行われていたイベントで飾らせていただきました。今の季節、室生寺のモミジの紅葉に緑の文字が映えてとてもきれいでした。

これから寒さも本番ですが皆さんも風邪をひかないように気を付けてください。


冬の仕事

2023-11-16

こんにちは研修生です。

今年は例年になく11月に入っても暖かい日が続いていましたが

やっとというかついにというか

本格的に寒くなってきました。

寒くなると野菜の成長もゆっくりになって夏場のように水やりに追われる事もなくなるので

冬場は中々出来なかった修繕作業が出来るようになります。

作業は沢山あるのですが

今回は映え揃った美味しい野菜が出来るように願ってホースの汚れを取りました。

ホースが綺麗だとミスト状の散水が出来るようになるのでこれからここで育つ野菜に期待です。

寒くなってもやる事は沢山ですね。


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