抽苔
2024-03-27
こんにちは。調整部です。
3月もあっという間に終わりに近づき、新年度に向けて何かと慌ただしい時期だと思います。
外に目を向けてみれば桜咲いたなという季節ですが今年はまだ咲いていません。昨年の今の時期には満開だったような気がしますがあんまり覚えていません。代わりに相も変わらず花粉が飛び散るという花粉症の症状がキツイ人にとっては地獄のような環境です。
そんな春が近づく今日この頃ですが、山口農園の野菜達も春を感じさせてくれる成長をしています。
この時期のお約束なのですがトウ立ちです。タイトルはかっこつけて抽苔としています。
写真はチンゲン菜ですが、御覧の通りスッカスカです。持ちやすそうですね~
なぜこうなってしまうのかというのは、簡単に言うと子孫を残すためです。葉っぱを成長させるために使うエネルギーが種をつける方に向かってしまうからだそうです。
この状態になるには色々と条件があるようで、
①種を蒔いた時期がとても寒かった。
②ある程度成長した時に低温の環境にさらされる。
③日が長くなって高温の環境にさらされる。
チンゲン菜のトウ立ちの条件は①になるそうで、実際に現在出荷している野菜の多くは昨年の12月。もしくは年初の1月に種を蒔いたものが多く、環境的にもとても寒かったです。
対策も色々と行っていますが、なかなか難しくどうしても毎年一定数はこの状態になってしまいます。
暖かくなり野菜の成長も早くなる季節になってきていますが。この3月から4月にかけての時期は色々と頭を悩ませながらも日々出荷しています。
気候、季節が安定する日が待ち遠しい限りです。
それでは!