12月, 2023年
大掃除・実習生の受け入れ
どうも、生産部です。
年末年始に向けての大掃除の時期が今年もやってきました。皆さんの大掃除事情はいかがでしょうか。既に始めているまたは終えた方、月末まで置いとく方、そのままでも特に困らないのでしない方など、色々なタイプの大掃除事情があると思います。
山口農園では圃場道具などの清掃などが始まりました。片づけたり整理するものが多く大変ですが、新年を気持ちの良いスタートで迎えられるように頑張ります!
さて、今回はもう1件お話があります。12月11日~13日にかけて山辺高校から1名、実習生として参加してくれました。
今回撮らせて頂いた写真はこちらの収穫作業(ルッコラ収穫中)のみですが、その他にも生産、調整など、農業に関する様々な仕事を体験してもらいました。
農業界の高齢化が進む中、このような若い世代が農業に関心を持って参加してくれるというのは嬉しい限りです。山辺高校及び実習に参加してくれた生徒さん、本当にありがとうございました。
暖冬
こんにちは。調整部です。早いものでもう2023年も12月。ここ近年は毎年ですが、特に夏があっつい一年でした。つい最近の11月ですら動くと汗ばむ陽気が続いて、「あれ?冬は?」とか思ってたのに気づけば氷点下。地球いよいよやべーとか思って日々野菜を出荷しています。
報道などによると今年の冬は所謂暖冬というやつらしく、野菜の状況が気になるところです。
今回は、暖冬の影響について簡単にご紹介出来ればと思います。
まず暖冬が起こる原因は何か。これを調べていくと、エルニーニョ現象が~。ラニーニャ現象が~。まあぶっちゃけよくわかりません。詳しいことは専門家に任せるとして、とりあえず地球温暖化がやっぱり進んでるのかーというざっくりした認識をしています。
そんなことはさておき、野菜に対しての影響という視点で見てみるとメリット、デメリットが存在します。
まずメリットの一つ目として、山口農園が栽培しているような葉物野菜にとっては冬でもしっかり成長しやすい環境だといえます。暖冬と言っても夏みたいに暑いわけではなく、日差しがあれば割と暖かく人間にとっても過ごしやすい環境だといえます。葉物野菜も暑いより涼しい気候を好む傾向があるので栽培するにはとても有利な環境だったりします。寒すぎず、程よく暖かい環境が最適です。
2つ目のメリットとして、外作業が比較的しやすいところです。寒いとどうしても動きは鈍るし、あんまり外に出たくない気持ちになります。路面は凍結、水道も凍る、野菜も凍る、野菜も育たない。寒すぎるのはいいことないです。雪が降って喜んでいた子供のころの自分を殴りに行きたくなるような気分にもなります。
では、逆にデメリットは何かというと病害虫発生し、それが長引いてしまう恐れがあるというところです。例えば本来この時期にあまり見ない病気がでたり、冬眠をするはずの虫がいつまでもたっても冬眠せず野菜を食い荒らすということがあります。今年はこの時期にしては珍しく芋虫類が多い気がします。最近何かと世間を騒がせている熊なども冬眠せずに動きまわることがあるそうです。
冒頭にも書きましたが、温暖化が進んで昔に比べて気候が明らかに変化しているのを肌で感じるような時代になりました。野菜の栽培という面だけを見るとメリットが大きく有難いと感じてしまいますが、地球規模で見てみると決して喜んでいる場合ではないことのようです。
以上調整部でした。