最後の一撃は、せつない
注意!
この記事には暴力的な表現や、グロテスクな映像が含まれています。
どうも調整部です。
すっかり秋ですね。寒い。
さて今回は害獣についてです。何?調整関係ない?いつものことさ!
獣たちも冬に備えて沢山栄養を蓄えようと必死です。
いい迷惑ですね。(´・ω・`)
というわけでとっちゃいました狩猟免許。
いぇーい( ´∀`)人(´∀` )
これでもう大丈夫だぜ!
…というわけにはいかないので、初心者講習的なイベントに参加してきました。
猪の止めさし~解体と鹿の解体の体験です。
どうやらこういった体験ができるのは全国で奈良県のみらしいです。ありがたい(・∀・)
猪と鹿の解体は同時進行で行われるので、今回は猪を見てきました。
まずは猪の止めさしから。
この子を解体するそうです。
心臓を狙って槍を一突き。左前足の付け根あたりから刺すと丁度心臓に当たるみたいです。できるだけ苦しめないように正確に。
同じく体験に来ていた方がやっていたんですが、上手にできたようです。南無(-∧-)合掌・・・
その後、血抜きの為に喉の動脈を切ります。
で、内臓を抜いていくんですが、さすがにグロイので写真は控えておきます。
重要なのは内臓を傷つけないこと。特に腸なんかを切って内容物が肉についてしまうと食べられなくなってしまいます。
ちなみにレバー(肝臓)とハツ(心臓)は可食です。
内臓を全て抜いたら次は皮剥ぎ。
猪は皮下脂肪が多く、美味なのも脂肪の部分なのでできるだけ脂肪を残すようにナイフで削いでいきます。
これは体験してきたんですが、脂でナイフが滑って難しい!
猟友会の方は簡単そうにやってたんですけどねぇ
ハイ出来ました。
ここまで来ればあとは骨を取って部位ごとに切り分けるだけ。
すでにちょっと美味しそう。
最後にお土産として鹿肉と猪肉を頂きました。この日に解体した奴じゃないですけどね。
動画や写真なんかで解体のシーンは見たことがあったんですが、実際に体験してみると思ったより難しかったりで色々と良い体験になったと思います。
『命を頂く』という意味を身をもって体験できたと思います。