5月, 2025年
水無月
どうも、こんにちは。
早いもので5月も明日で終わり。日中は暑い日も増えてきて夏が近づいてきたなぁといったところ。
と、その前にもうすぐ梅雨の時期となります。全国的に例年よりは少し遅いそうですが。

梅雨といえば毎年大体6月頃。
旧暦では6月は『水無月』といいますが、雨が続くのに何故水が無い月?と思ったことはないでしょうか?
古語では『無』は『無い』という意味ではなく、強調を表す『の』という扱い。
つまり水無月は『水が無い月』ではなく『水の月』ということ。
田んぼに水を引くのも6月頃ということで『水無月』と名付けられたそうな。納得。
農家にとって水は命。ジャンジャン降って恵みの雨となりますよう。
…と言いたいところですが、最近の雨は短時間で尋常じゃない降り方をするので雨漏りや浸水、川の近くでは増水による氾濫なんかも気になるところです。もうちょっと平均的(?)に降ってくれ(;´Д`)
山口農園でも、川のそばに建っているハウスもあるので警戒が必要です。
皆様も大雨の中、川のそばの畑(田んぼ)の様子を見に行くとかは絶対にしないように!
イベント&イベント
どうも、こんにちは。
先週もお知らせしていましたが、今週末はイベント目白押し。
本日23日と明日24日は『オーガニックライフスタイルEXPO West in 京都』

そしてさらに翌日25日には『かんとりい』様の40周年記念オーガニックマルシェが開催されます。

どちらもトークイベントやワークショップなどもあり、オーガニックに興味のある方はもちろん、あまり知らない!という方も参加してみれば食に対する意識がガラッと変わるかもしれません。
改めて考えてみるとかんとりい様が40周年、山口農園が丁度今年で20周年なので、さらにその倍!と考えるともの凄いですね…
今はまだ想像もつきませんが、山口農園もいずれは「40周年記念イベント!」と言えるように頑張っていきたいですね(α*´v`)α
ということで、上記両イベント、お時間のある方は是非足を運んでみてください。
田植え
こんにちは、生産部です。
GWも終わり、日中の日差しの暑さと、朝晩のまだ残る冷え込みで服装に悩む日がまだまだ続く今日この頃です。
私事となってしまいますが、私の家でも毎年GWの時期になりますと田植えやその準備にかかりきりになってしまいますので、休みの日であっても休んだ気にはならないのが難しいところです。
田植えについて一つ余談なのですが、その起源は弥生時代にまで遡り、稲作文化がの本各地へと広がり、それぞれの文化、あるいは祭事に多くかかわるようになりました。
例えば、豊作を願う祭りや神事などが挙げられ、農業社会であったかつての日本、その基盤が作られていたのだといいます。
私の田んぼも含めて現代の稲作では、その昔ながらの手作業で苗を植えていく手植えは一部でしか行われていませんが、もし手植えに興味を持っていられるのであれば、田植えの体験イベントが行われている場所もあるので赴いてみるのもいいかもしれませんね。
しかし、近年では環境変化で気温が上昇する温暖化が問題となってきています。私の家の田んぼでも温暖化によって収穫量が減少することを心配する声が、毎年多くなってきたように感じます。
叶うならば、技術革新や品種改良がさらに進んで、今の時代にさらにあった稲作が実現する未来がやってきてほしいと願わざるを得ませんね。
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