ほうれん草

2019-11-13

連日朝の冷え込みが厳しくなる中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。季節はめぐりあっというまに11月。年齢を重ねるにつれ、時の流れが早く感じる今日この頃。本日は調整部からお届けします。

さて、題名にも書かせてもっらったように今回はホウレン草についてお届けしようと思います。
まずこれは私も最近知ったことなのですが、ホウレン草はヒユ科に属する野菜だそうです。ヒユといえば圃場に蔓延すると、この上なく厄介な雑草です。ホウレン草はそんなヒユの仲間だというのだから驚きです。奥が深い…
こやつです
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そんな山口農園でも通年栽培をしているほうれん草ですが、やはりおいしくなるのはこれから寒くなる季節です。
というのもほうれん草は、寒くなるとそれに耐えるように糖分を蓄える性質があります。さらに葉の部分も寒さに耐えるため厚みが増してきます。その性質もあって寒い季節のほうれん草は食感もよくなり、甘みも増すんです。たくましい限りです。
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ただ、心配なのは近年問題になっている地球温暖化の影響です。今年の夏も本当に暑く酷暑でした。先ほども書いたように山口農園では通年ほうれん草を栽培しています。夏場でも栽培は可能ではありますが、もともとは暑さに弱い作物。温暖化の影響で夏場の栽培ができなくなってしまうのではないかと危惧しています。それくらいここ最近の夏は暑いです。

山口農園は奈良県の宇陀市に位置していますが、奈良県内でも特に冬場の冷え込みが厳しい地域です。これからさらに寒さが厳しくなるとお野菜の生育がどうしても鈍くなってきてしまう季節に突入するわけですが、これからも皆様に安全安心な山口農園の有機野菜をお届けできればと思います。

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