水無月

2024-06-28

こんにちは、生産部です。

もう6月も終わりに近づいているので、今のうちに6月関連で気になった事を話しておきたいと思います。

皆さんは1月~12月までを古典名称(和風月名)で言えますでしょうか?

一応まとめると

1月 睦月

2月 如月

3月 弥生

4月 卯月

5月 皐月

6月 水無月

7月 文月

8月 葉月

9月 長月

10月 神無月

11月 霜月

12月 師走

……となります。

そして今月は6月。つまり「水無月」となりますが、この名称にはちょっと違和感がありますよね。6月といったら梅雨で水気が多い時期なのに水が無いんかい!……みたいな。

調べてみると、水無月という名称の由来には色々な説があるみたいです。

①「無」は「ない」という意味ではなく、接続詞の「の」を意味している

②旧暦での6月は田植えの時期にあたり、田植え後に田んぼに水を引く「水月(みなづき)」という語源から生まれた

③旧暦では6月下旬~8月上旬にかけて日差しが強い時期にあたり、日差しによって水が涸れやすい月だったから

など、他にも様々な説があるのですが、現在では①が最も有力な説のようです。

時期の特徴と名称が思い切り矛盾してるなぁと思ったのですが、①に則って水無月=水の月と呼び方を変えればしっくり来ますね。

前から気になっていた事が解明できたところで、次は文月にお会いしましょう。生産部でした。

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