極寒
2021年が始まり、もう2月になろうとしていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日は調整部がお送りします。
多くの人がご存知の通り、年末年始強力な寒波が来て大変寒い日々が続きました。
当農園も奈良県宇陀市という奈良県でも特に冬の寒さが厳しい場所に位置していますが、それにしても寒いです。
朝出勤すると室内がマイナス3度という極寒になっております。
外にある蛇口なんかは凍結して溶けるまで午前中使えない日がほとんどでした。
これだけ寒いと実は野菜も凍ってしまいます。室内はマイナス3度ですが外はマイナス6度まで冷え込んでいます。
収穫する野菜も凍っていないかどうか注意しながら当社収穫部が収穫してくれるのですが、どうしても凍ったままの野菜が紛れ込んでしまいます。こういう凍ったままの野菜を出荷しないように細心の注意を払いながらの出荷調整作業をしています。野菜までもが凍ってしまう事態は久しぶりです。
道は凍る、水道は凍る、野菜は凍る、ガラスは凍る。凍ってばっかりです。
そんな状況ですが野菜、植物というのは非常にたくましいもので、凍ってしまっても案外死んでしまうということもなく気温が上がると復活します。聞いたことのある方もおられるかもしれませんが、植物は自分の身体が凍らないように糖分を多く蓄えます。そのおかげで凍りにくくなっており、一見凍っているようでも、細胞は完全に凍っていないので復活出来るということだそうです。その性質があって冬の野菜には甘みがあると言われています。北海道で有名な寒締ほうれん草などが良く知られていますね。
そんな寒い時期ですが、しばらくして逆に温かくなると今度はとう立ちという現象があと数ヶ月程で現れるので、出荷調整作業は苦戦を強いられる季節に向かいます。色々と大変な時期ではありますが、今後も安全安心な有機野菜を出荷できるよう精進してまいりますので今後ともよろしくお願いします!
それでは!