季節の変わり目
朝晩の冷え込みも和らぎ、春らしい陽気が続く今日この頃。気持ちのいい季節になりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。本日は、調整部がお届けします。
以前、調整部からは野菜のとう立ちについてお届けしましたが、その最終形一歩前である花の写真が撮影できました。
これは、山口農園でも栽培している春菊の花になります。写真は、山口農園の圃場のものではありませんが菊というだけあってとっても綺麗なお花を咲かせます。ここまで成長すると食べるには向きませんが季節の変化を感じさせてくれますね~。
さて、とう立ちもピークは超えたわけでありますが、お次にやって来るのは、ご存知害虫たち。アブラムシ、キスジノミハムシ、ハダニetc…
挙げたらきりがありませんが、寒い冬を乗り越えて奴らは、何処からかやってきて野菜をこっそり食べています。
山口農園の野菜は、ビニールハウスの中で栽培されていいますが、ほんのわずかな隙間などから虫たちは侵入し、野菜を食い荒らします。
外側の葉っぱだけならまだ良いのですが、株の中心まで入り込んで食害する虫もいるので大変厄介です。
虫食いは、農薬を使用していない証拠でもあるのですが、やはり見栄えも良くないうえにウイルスなどの病気も持ってくるので農業にとって厄介者であることに変わりありません。
なぜ彼らは1株を綺麗に食べずにちょっとかじって次の株へ。ちょっと食べては、次の株へを繰り返すのでしょうか。いっそのこと一株一株綺麗に食べればいいのにとか思ってしまいます。あくどいというか何というか…絶妙に嫌な食べ方をします。
虫食いの野菜は、収穫時にある程度どうしても混ざってしまいます。調整場では、食害されたものを取り除く作業が増えるので、なかなか大変な時期に突入してきました。それと同時に季節はどんどん進んでいるんだなーとしみじみと感じる日々であります。
次は梅雨の季節。去年のように長雨にならなければと願います。