暑さ対策

2019-06-17

今回は研修生がお送りします。
4月から研修をさせてもらい、まもなく3か月が経過しようとしています。
6月に入り、気候も暖かくなってきましたね。
ときには暑いと感じる日も。
でも暑いのは我々だけじゃなく、野菜たちも同じなんですよね。
気温が上がると、これまでみたいに水やりをしても、すぐに土が乾いてしまいます。
水分がないと種は発芽してくれないので、播種後しばらくは、土を乾かさないようにして、発芽を促しています。
日差しが強いこの時期は、ハウスに寒冷紗をかけ、内部の温度上昇や直射日光を抑えています。
寒冷紗とは防虫ネットや不織布と似ていますが保温効果、防風効果、遮光効果などがあります。
そのため寒冷紗は初春など暖かくなる前では育苗などに使い夏は遮光目的、冬は保温や霜よけとして使われます。
寒冷紗はネットのように網目状になっていて保温性、通気性があり万能のように思えるかもしれませんが上手に使わないと黒い寒冷紗は特に遮光率が高いので日照不足のようになってしまうので季節や時期によって防虫ネットなどと使い分けるようと便利です。
寒冷紗を活用すると、確かにこれまでのように水分の蒸発が抑えられてる!
写真
寒冷紗をしているときは、寒冷紗をしていないときみたいに水をあげると、水分のあげ過ぎになって、種が酸欠になってしまうそうです。
寒冷紗をしているときと、していないときで、水のやり方(量や回数)も変わってくるので注意が必要なのです。
難しいな~と思うことも多々ありますが、日々の天候にも気を向けながら、研修を重ねて少しずついろんなスキルを身につけていければと思います!
これからまだまだ暑くなりますが、みなさん熱中症には注意していきましょう!
以上、研修生からでした。

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