終わりの始まり

2014-06-19

お久しぶりです、教育部です。
(。>ω<)。こんちくゎぁぁ。(>ω<。)

「雨、降りませんね・・・」

梅雨入り後のまとまった雨も無く、田んぼの水が無くならないかとヒヤヒヤしながら日々送っている中、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、我らが教育部では待ちに待った大イベント「田植え」の時期がやってきました。

祭りやでっ!!

今回はその工程の振り返りと今後の考察などなどをお届けしていきたいと思います。

まずはじめに「代掻き」を行います。
これはでこぼこの田んぼの中に水を入れ、トラクターでかき混ぜることで、平らな泥を作る工程です。
下記の写真も右と左で大きく状態が変わっていると思います。

ここで圃場の平行の均一をとれるかとれないかで、今後の水管理が大きく変わってきます。
でこぼこのまま稲の栽培を行うと、地面が顔を出す所も当然増えてきます。
そのような場所から雑草が生えてくるので、圃場内は常に水がある状態を保ちたいのです。
なので、この「代掻き」は雑草対策にもつながっていくため、精度の求められる工程となっております。
この代掻きを各圃場、2回行います。
この時のトラクターは進む速度はできるだけ早く、ロータリーはゆっくり浅くをベースに行いました。

植え付ける田んぼの準備はここまでで、次は植える苗の準備を行います。
この工程を「苗とり」といいます。
以前にお伝えしていた「苗床」で育った苗を植えれる状態にしていきます。
今回の植え付け方法はなんと1本植えのため、苗ももちろん1本ずつ取り上げていきます。

これがまた時間のかかることかかること(*´-ω-`)・・・フゥ
結局、畝4本の苗とりだけで3日もかかってしまいました。
しかし、時間がかかるには理由があるんです。
ただ単にサボってたわけじゃないんだからねっ!!(ー△ー;)エッ、マジ?!!!
実はこの苗、出来栄えが非常によろしくて1本も無駄にしたくなかったんです。
ドヤ~♪ d(* ̄o ̄)
分結の進んだいい苗でしょ~

これを束ねて、いざ決戦へっ!!

長々とお伝えしてまいりました内容もここで最後・・・
ついにこの祭り最大の盛り上がりとなる「手植え」が始まります。

30cm間隔に印のある水糸を用意します。
その印を直角を出しながらクロスさせることで、植えるポイントを出します。

その後、先ほどの縛った苗爆弾を圃場の投下っ!!
爆弾ごきげん♪」(*^ワ^*)
苗が無くなりそうな所を想定してあらかじめ苗の間配りを行っておきます。

1本1本、早く育つように祈りを込めて、丁寧に浅目に植えていきます。

あとは、ひたすら植える、植える、植える・・・
気持ちが折れそうになる時もみんなで声を掛け合い、歌なんか歌いながら植える植える。


植え続けて3日目、約4反分の手植えが無事終了いたしました。
皆様、本当にo(*^ー^*)oお疲れ様でした!

さて、ここで終わりではありません。
祭りはここからクライマックの「収穫」まで続きます。
去年の作でもおおいに悩まされた「コナギ」の足音がもうそこまで迫ってきております・・・
この姿はまだまだ子供状態ですが、この後に爆発的繁殖力を見せてくださいます。
その繁殖を許してしまうと、栄養を稲が吸収する前にすべて吸収されてしまい、稲の成長が鈍くなってしまいます。
このような雑草は田んぼの中だけにとどまらず、圃場周辺にも発生します。
これからは生き残るために雑草たちとの戦い。
我々の祭りはまだまだ続きます。

次回、「教育部、雑草激闘編」をお楽しみに(笑)

以上、教育部でした。(チャン、チャン♪)

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