ヘビーな戦い

2017-08-27

お盆を過ぎましたがまだまだ暑い日が続いております。
暑いの苦手なのでつらいですね。どうも調整部です。(=゚ω゚)ノ

まぁ「暑さ寒さも彼岸まで」というくらいなのでもう少しの辛抱でしょう。

さて少し前に小学生がヘビに咬まれて意識不明になるという事故が起きました。
山口農園でもよくヘビを見かけますし、実際に咬まれた方も居ます。
我が家でも草刈り中にヘビと遭遇することは割とよくあります。怖いですね。(;´∀`)

という事で今回は咬まれるとヤバいヘビの紹介や咬まれた時の対処法なんかを書いていきたいと思います。
(色々言ってますがただヘビの話をしたいだけです。)

そもそも沖縄等の離島を除く本州に居るヘビは8種類
(マムシ、ヤマカガシ、アオダイショウ、ヒバカリ、ジムグリ、シロマダラ、タカチホヘビ、シマヘビ)
そのうち毒を持っているのは、一番有名(?)なマムシと事故があったヤマカガシ2種類のみです。

この2種類だけ見分けがつくようにしておけば安心。

マムシ↓
マムシ1
△の頭、ずんぐりした体形、ひし形の模様なんかが特徴。猫のような細長い黒目がかっこいい。

マムシの毒は主に出血毒で、咬まれると腫れ、激痛が走ります。
ちなみにマムシの骨はほかの蛇と違い軟骨なので、骨ごと食べられます。美味しい。

ヤマカガシ↓
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赤と黒の縞模様と首元の黄色が特徴的。クリッとした黒目が可愛い。

ヤマカガシは前歯には毒が無く、奥歯のみ毒を持っているというちょっと変わった性質を持っています。
要するにガッツリ奥まで咬まれなければ毒は注入されません。ちなみに私も咬まれたことがあります。2回ほど。(;´∀`)…痛いなぁ…

ヤマカガシの毒も同じく主に出血毒なんですが、マムシと違いあまり痛みは無いものの、内臓出血等を引き起こします。

どちらも咬まれた場合はすぐに病院に行き血清を打ってもらえば特に問題はありません。
以前はヤマカガシの血清は置いていない病院も多くあったらしいですが、最近は大体おいているそうです。

咬まれた場合の対処法としてよく
傷口から毒を吸い出す」「患部より心臓に近い部分を縛る
と言われていますが、どちらもあまりよくありません。
前者は虫歯や口内炎があった場合そこから毒が入る可能性があり、後者はきつく縛りすぎると患部付近に毒が集中して最悪壊死する可能性があります。

なので咬まれた場合、救急車を呼んで安静にしておくのが正解です。
毒を絞り出すぐらいはしておいても良いかもしれません。気休め程度ですが。

病院が近い場合は安静にしているより、走ってでも行ってすぐに処置してもらう方が症状は軽くて済むそうです。

まぁ普通はヘビに咬まれてしまうとパニックで種類の特定どころではないかと思うので、毒の有無にかかわらず特徴を覚えるか、可能であれば写真を撮るなどして病院に行き、適切な処置をしてもらうのが良いかと思います。種類が特定できていれば処置も早くなりますし、毒がなくても破傷風なんかを持ってたりしますからね。

丁度今頃から秋にかけて産卵のシーズンに入ります。特にマムシなんかは普段よりもやや狂暴になるので、ヘビが居そうな場所に行く場合は注意してくださいね。m9(・∀・)ビシッ!!

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