調整部
こんにちは、調整部です!
もう11月も中盤。今年も残すところあと一月となりました。早いものですね~。
本日は調整部の仕事について書いてみようかなと思います。
今更ながら「調整ってなに?」と知らない人はそうなると思います。簡単に言うと野菜を商品として出荷するために見栄え良く、不要な葉っぱ、汚い葉っぱなどを取り除いて既定の重量を袋に詰める作業のことです。
私自身調整という言葉をここに来るまで全く知りませんでした。農家さん用語みたいなものですね~。
調整部には現在、総勢30名のスタッフが在籍しています。毎日平均15,6人出勤してもらってシフト制で日々仕事をこなしています。
仕事の内容ですが、調整部ではお野菜を機械で詰める人。主に手作業で袋に詰める人。袋詰め出来た野菜を段ボールに梱包する人(ピッキング作業)に分かれて作業しています。ピッキング作業に関しては社員が行いますので、パートさんには主にお野菜を機械または手作業で袋に詰める調整作業をしてもらっています。
実際どんな感じなのか見てみましょう。
この写真はルッコラを調整しているところですが、1株ずつ調整して左手に貯めて最後に根っこをハサミで一気に切って計量器に載せて、重量が間違っていなければ袋に詰めるという流れで作業を行います。最後に袋の上を閉じて完成!となります。
このルッコラですと50gが規定の重量なのですが、慣れてくると左手に持った感覚で50gあるかないか判断出来たりします。写真の方は手元だけですが、この手入れ作業のプロフェッショナルです。調子が良ければ1時間で100袋前後作成出来たりします。
次は機械の作業を見てみましょう。
調整部にある機械は、ベルトコンベア状になっていて、各種野菜を調整して重量を測ってコンベアに置くと、後は自動的に袋に入った状態で流れてきます。先ほどのルッコラは手作業で袋に詰めて、袋に封をするのも手作業で行いますが、機械の場合はこの部分の作業を全て自動で行ってくれるのでとても効率的に商品を作ることができるようになっています。そして流れてきた商品は、その品目のシールをここで自動的に貼り付けます。
写真では小松菜ですね。これはモニターに表示された野菜の名前をタッチするだけでシールの商品名が変わるので色々な種類の野菜を作るときにとても簡単です。
最後にピッキング作業です。
ここでは出来た商品を行先ごとに必要な数を段ボールに入れていきます。基本的に配送業者さんが毎日集荷に来てもらうのですが、業者さんごとに集荷に来ていただける時間が異なるので、そこに合わせて商品の箱詰めを完成させていきます。多い時には100個ぐらい段ボールを作るのでこの作業は、それなりに体力が必要だったりします。この作業は、基本社員が行いますが、場合にはよっては手伝っていただく日もあります。
この社員の筋肉モリモリマッチョマンは勤続10年以上のベテランです。最近シャツのサイズがLになったそうです。どんだけ鍛えんねん…
ざっくりではありますが調整部の仕事をご紹介してみました。
山口農園が日々出荷している野菜の数は、季節、野菜の生産の状況などによりますが、1日平均で約3,000~4,000パック出荷しています。朝の8時からのスタートになりますので、この数を時間通りにこなそうと思うと手の早さ・正確さがとても重要です。慣れるまではなかなかうまくいかないことが多いですが、慣れると「一時間でこれだけこなせた!」という達成感も得られて、なかなか奥が深い面白い作業なのでご興味があれば是非お問い合わせ頂けたらと思います。
それでは!