6月, 2024年
水無月
こんにちは、生産部です。
もう6月も終わりに近づいているので、今のうちに6月関連で気になった事を話しておきたいと思います。
皆さんは1月~12月までを古典名称(和風月名)で言えますでしょうか?
一応まとめると
1月 睦月
2月 如月
3月 弥生
4月 卯月
5月 皐月
6月 水無月
7月 文月
8月 葉月
9月 長月
10月 神無月
11月 霜月
12月 師走
……となります。
そして今月は6月。つまり「水無月」となりますが、この名称にはちょっと違和感がありますよね。6月といったら梅雨で水気が多い時期なのに水が無いんかい!……みたいな。
調べてみると、水無月という名称の由来には色々な説があるみたいです。
①「無」は「ない」という意味ではなく、接続詞の「の」を意味している
②旧暦での6月は田植えの時期にあたり、田植え後に田んぼに水を引く「水月(みなづき)」という語源から生まれた
③旧暦では6月下旬~8月上旬にかけて日差しが強い時期にあたり、日差しによって水が涸れやすい月だったから
など、他にも様々な説があるのですが、現在では①が最も有力な説のようです。
時期の特徴と名称が思い切り矛盾してるなぁと思ったのですが、①に則って水無月=水の月と呼び方を変えればしっくり来ますね。
前から気になっていた事が解明できたところで、次は文月にお会いしましょう。生産部でした。
夏到来か?
こんにちは、生産部です。
六月は梅雨の季節だというのに、少し前から気温30度に迫るか超える日が多くなってきました。五月の朝晩の冷え込みによる寒暖差に風邪をひいてしまうことを警戒していましたが、夜に寝苦しさを感じ始める気候へと変わっていき、より熱中症に気をつけて日々を過ごさないといけないと感じる今日この頃です。
夏が本格的になってくれば当然気温も高くなってきますので、人間の体調に変化が起こるように、暑さや湿度などの上昇が野菜の生育にも大きく影響を及ぼします。
しかし、山口農園が行っているようなハウス栽培では、この問題となっている温度や湿度をある程度調整することが出来ます。この温度の調整と太陽熱シートを併用することで、雑草の種や不要な金も処理することができるわけですね。
ハウス栽培の方に話を戻しますが、夏でも日差しを遮るシートをかぶせたり、風通しの調整、水やりの回数を増やしたりといった行動を行うことで、夏でも美味しい野菜を育てることが出来ています。
しかしながら、気温が上がってくることによって、害虫などの被害も増えてしまうわけですが、扉や風を通す場所などにネットを使用することによって農薬を使用せずとも、害虫などの被害を減少させることが可能です。
筆者自身は今年の四月に入社したばかりで、このような基本的な知識や仕事に感心し、驚く事ばかりですが、勉強をしていく事でより上達をしていきたい所存です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。生産部でした。
ミント
こんにちは。調整部です。
もう6月ですね。雨の季節です。
ジメジメ、蒸し暑いあまり嬉しくない季節になってきました。
さて、今回はタイトルをミントとしましたが、皆さんはミントと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。
爽やかないい香りがして、おしゃれなデザートの上にちょこんと添えてあるようなお上品な葉っぱをイメージするのではないでしょうか。
そんなイメージ的にはいいミントという植物ですが、実は悪魔のような顔を持っていたりします。
一時期SNSで流行ったことがあって知っている方も多いかもしれませんが、とにかく生命力と繁殖力が旺盛であるという特徴を持っています。厄介なのがスギナや竹と同じく地下茎で繁殖するというタイプの植物で、見えている範囲のミントを刈る、引き抜くという除去方法を用いても、少しでも根っこが残っていればそこから再生して再び生えてくるという性質があります。根絶するには、土壌を丸ごと入れ替える、徹底した土壌の消毒などかなりの労力が必要だそうです。
このミントをに代表されるような地下茎で繁殖するタイプの植物は非常に根絶が困難です。自分で作ればお得!と思うかもしれませんが、植物に限らず初めて何かをする時は事前の準備、下調べを怠っては後悔することになるということをミントを通じて学びました。
写真はその辺に生えていたミントの一種でアップルミントです。
摘んでみると匂いは最高でした!